いきもののからだは

体は、食べたものでできている、ってことを
以前食事で体を立て直した時、つくづく感じまして。
八ヶ岳に移住したあとさらに、
食べ物だけでなく、

見たもの
きいたもの
取り巻く大気
心身に触れるもの

全部全部が、わたしになるんだと
気がつきまして。

はなとりみどり

くりかえし、こういう絵が
生まれます。



大好きだなあと思えるところに身を置いて。

わたしという物体がそれらと共になるのを
味わって、よろこぶ。

からだを持って生まれたモノの、幸福。





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葛の筆でかいてみる

葛の繊維で作った筆で、かいてみます。

葛水に浸す

水に浸して、支度中。

葛くしゃくしゃ

葛筆、コントロール不能な、ワイルドな筆先ですから。
紙もまたよく揉んで、テクスチャーをつけちゃいます。

葛スタート

こうなったらもう、うまいもヘタも、ありません。
しずしず、ソロソロ、筆先のなりゆきを、見守りながらの描きはじめ。

葛クロス点

ただ、線を引く。
ただ、点を打つ。

葛線たち

線を集める、

葛面を描く

束ねて、面にする。


がたがたボコボコ、思い通りには、描けません。
半分は天に任せるしかない、そんな筆。
陶芸や、フリーのジャズみたいな。
自分を半分手放して、流れに任せるような、描画。


絵がにがてだ、
うまく描けない、
なに描いていいかわからない。

そういう方にこそ
このワイルドな筆で
ただただ
点と
線とで
じっくり
ゆっくり
紙を埋めていく時間を
おすすめしてみたいなあ、などと
思います。


葛ブック1

そうやってできたドローイング、ぜったいカッコイイですから。
お気に入りの本の、だいぶヨレてきたやつとかを

葛ブック2

こうやって包むんです。
トリミングの妙。
世界で一つの、本の服(^^)。

葛かたいとこ

葛の繊維の、糸採った後の、少し硬いとこ。
でも充分しなやかで、細く裂いても丈夫なとこ。

夜図筆

それで筆を、作ります。
作って、じっくり、描きましょう。
点と線だけ、それだけでもサマになります。
まるで、雲の形や雨粒のあと等の、自然現象を愛でるような。


夜図5

そんな時間に、なるといいな(^^)。




週明け、月曜、豆の花さんにて。
・・・
こんなマニアックな図工に、
どんな方が来てくださるのやら。
ううむ。
どきどきどき(^^;)。



火のちから

火が、好きです。

火の力・火の鳥

ガスの火には日々お世話になってるし
キャンドルも大好きだし

でも今日は
またとくに

小枝や薪や、籾殻とかの
焚き火の炎の、はなし。

火の力・まるいねつ

焚き火の炎はガスと違って、
なんだかまあるい、
まろやか長持ち、
芯からぬくぬく、
そんなエネルギーを感じます。

火の力・やかん

コーヒー淹れると、違い、歴然。
ごはんも勝手に、絶品ごはん。

火の力・染め

染めの仕事も、必ず焚き火。
手湯にするのも楽しみで、体が芯から温まって。

まえに、アレルギーにお悩みの方が、マルシェでこのストールを見て
「これ、ガスの火じゃないやつで、煮ましたね」って
開口一番、おっしゃったことがありました。

そんなことが、わかるのか!と驚きましたけど。

焚き火で繰り返し、草木染めした布は
確かに手触りが全然ちがいます。
それだけは私も、わかります。

IMGP1340.jpg

すぐ横の林の、枯れた枝だけ拾い集めて、それでもう充分で。

火の力・炭

消し炭がまた、土を肥やし。

火を焚く絵

火の色を見つめ、香りを嗅ぐと
こころが静まって。



これは、山尾三省という詩人の詩です。
ちょっと長いけどシェアします。






「火を焚きなさい」 山尾三省



山に夕闇がせまる
子供達よ
ほら もう夜が背中まできている
火を焚きなさい
お前達の心残りの遊びをやめて
大昔の心にかえり
火を焚きなさい
風呂場には 充分な薪が用意してある
よく乾いたもの 少しは湿り気のあるもの
太いもの 細いもの
よく選んで 上手に火を焚きなさい


少しくらい煙たくたって仕方ない
がまんして しっかり火を燃やしなさい
やがて調子が出てくると
ほら お前達の今の心のようなオレンジ色の炎が
いっしんに燃え立つだろう
そうしたら じっとその火を見つめなさい

いつのまにか --
背後から 夜がお前をすっぽりつつんでいる
夜がすっぽりとお前をつつんだ時こそ
不思議の時
火が 永遠の物語を始める時なのだ


それは
眠る前に母さんが読んでくれた本の中の物語じゃなく
父さんの自慢話のようじゃなく
テレビで見れるものでもない
お前達自身が お前達自身の裸の眼と耳と心で聴く
お前達自身の 不思議の物語なのだよ
注意深く ていねいに
火を焚きなさい

火がいっしんに燃え立つように
けれどもあまりぼうぼう燃えないように
静かな気持で 火を焚きなさい


人間は
火を焚く動物だった
だから 火を焚くことができれば それでもう人間なんだ
火を焚きなさい
人間の原初の火を焚きなさい
やがてお前達が大きくなって 虚栄の市へと出かけて行き
必要なものと 必要でないものの見分けがつかなくなり
自分の価値を見失ってしまった時
きっとお前達は 思い出すだろう
すっぽりと夜につつまれて
オレンジ色の神秘の炎を見つめた日々のことを


山に夕闇がせまる
子供達よ
もう夜が背中まできている
この日はもう充分に遊んだ

遊びをやめて お前達の火にとりかかりなさい
小屋には薪が充分に用意してある
火を焚きなさい
よく乾いたもの 少し湿り気のあるもの
太いもの 細いもの
よく選んで 上手に組み立て
火を焚きなさい
火がいっしんに燃え立つようになったら
そのオレンジ色の炎の奥の
金色の神殿から聴こえてくる
お前達自身の 昔と今と未来の不思議の物語に 耳を傾けなさい


「びろう葉帽子の下で/山尾三省詩集」(1993年、野草社刊)より




改めてまた、火を焚く幸せを、こうしてくどくどと書きたくなったのは。

葛の糸作りの技術を今も伝承されている、大井川葛布さんのFacebookページに
ポツリとこんなことが書いてあったからです。

”9月15日
シーズン最後の葛蔓の煮沸。
葛の花も真っ盛り、もうよい蔓はとれません。
薪で焚くのもこれが最後。
近隣からクレームがつきました。
これからはガスになりますね。
化石燃料にシフトするなんて時代に逆行してますが
煙の匂いが嫌だとのこと。
仕方がないですね。
藍建ての灰、どうしようかな。”


60年以上もその土地で葛糸の仕事をしてこられた
大井川葛布さんの
その営みに
敬意と感謝を込めまして。
(この夏はネット越し、書籍越しに、めっちゃお世話になりました!!)

どうか良い風が吹きますように。
ぜんぶちょうどよく、うまくいきますように。

火の力・女性










どんぐりやさん

もしかしてやってるかも・・・と思って
行ってきました。

どんぐりやさん(^^)。

ドングリや1

らっきーでしたよ(^^)。
やってましたよ(^^)。

ドングリや

これと思うどんぐりをひとつ、選んでお願いしたところ

ドングリや3

少々お待ちください、てな感じで
お店の奥にささっと戻り
このような、充実のパッケージにて
・・・てがき封筒、オリジナルのハンコシール、ドローイング少々・・・
大切な贈り物のように
手渡してくださいました。



支度きっちり、陳列スッキリ。
店主のモチベーションの高さが伺えますが、
なにぶんまだお若くて、はにかみ屋さんでして。
にこにこ
もじもじ
ぐねぐね
にこにこ、
無言の接客(^^)。


IMGP1336.jpg

土日祝日のみ営業、
するかもしれないし、
しないかもしれない、
出会えた方は超らっきーな、PAPYRUSさん店内にての、どんぐりやさん。

どんぐりひとつ、”780円(無料)”。
無料なのですが、店主、お店やさんをするときはいつも
「780円ね」という設定なのだそうで。



さあ、そんな幻のどんぐりやさん。
何人のお客様が、目撃できるのでしょうか(^0^)。

やっと梅を干す台風一過

風の轟音、夜中の停電。
おだやかなまま過ぎるかと思った台風は
昨夜遅くに形相を変え。
眠れませんでした〜(*_*)。
そして
明け方寝ちゃって、起きたら8時半!


すでに外は、気温急上昇。
台風一過の、夏のような青空で。

そうだそうだ、アレやらないと!




いまさらですが、梅、干さないと(^^;)。

葛に夢中になり過ぎて、つけたまんまで。
赤紫蘇も昨年のを使いまわして、あんまり赤くない。
そんな今年の、梅干しです。
本日ようやく、梅仕事完了m(_ _)m。


プロフィール

たわらゆうこ

Author:たわらゆうこ
俵裕子(たわらゆうこ)は
造形教室講師、絵本制作、
造形案の提供など
子どもと美術に関する仕事を
いろいろしています。

過去の絵本作品は↓
●『ペタさんはスタンプがすき』
(フレーベル館・キンダーメルヘン11月号)
●『いろ』(フレーベル館・しぜん2月号)など。



18年続けてきたおさひめ幼稚園の造形教室・Art&Craftは
2014年の師走をゴールとし
無事完走させていただきました。

現在は
◯オルタナティブスクール「まあるいがっこう」
◯夜の図工@豆の花
◯小学生のための遊びの寺子屋「どんぐりと山猫」
の3カ所で定期的に
出張図工屋をしています。

その他、「てがきや・ぐるぐるへび」
または、「たきびや・ぐるぐるへび」と称して
イベント出店しています。


このブログではこどもたちとのすてきな出来事、作品、
その他日常のあれこれなどを
徒然に紹介していきたいと思います。

☆ツイッターはじめました☆
yuko521


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