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指の間をなんども通って

大麻の糸しごと。
冬ごもりのお楽しみ。


績み繋いだ糸をチャルカでよりより、よりかけします。

壬生の麻・チャルカ

よりより。よりより。
指の間を、さらさら通って、
ツムの先に吸い込まれていきます。


この前段階として

細長く裂いていくときにも、
一本ずつ績みつないでいくときにも、

そのときにも、蟻が歩くようなペースで
指の間をさらさら通っていった、麻の糸。



壬生の麻・はなお

戦前、下駄の鼻緒のすげ替えに使っていたというこの麻は

壬生の麻・12銭

12銭の切手と、流れるような毛筆の宛名書きのある
クラフト紙に包まれていて
家族の誰かが鼻緒用に、精麻をヨリヨリした束があって
すでにここでも、人の手を経てきているのですが

そうだ、そもそも、精麻になるまでに、
すでに何人もの手の上を経てきているのですよ。

刈り取って、釜で茹でて・・・と何度も何度も
人の手の上を通ってきて。

静かに70年、祖母の家で眠っていて。
縁あってうちにきて、また、私の指で糸になる、今その途中。

壬生の麻・うし

ヨリヨリした糸、さらにもういちど、
織り枠に巻き取るときに、指の間を通っていきます。
これで一体、何度目になるんでしょう。

そして
私の前に、この麻に手をかけてくれたみなさまは
もしかしてもうこの世にいないかもしれないのだなあと
そんなことを思います。
バトン、受け取ってます。
今ようやく、糸になりますよ〜。

壬生麻・織り枠

織り枠におさまって。
できました、糸。できましたあ。


また
このあと、いよいよ布になるその前にもう一度、
糸は私の指の間をサラサラ通っていくことになります。

杼に巻き取るそのときが、どうかそう遠い日でありませんように。
いつか布にできますように。

さらには

そうやって糸修行してるあいだに
全国どこでもかつてのように
ふつうに精麻を作れる日が、来ますように。
大地に、大麻が、戻りますように。






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ひつじの色で

おとなり長野県は安曇野に、ひつじを飼って手紡ぎ毛糸を作っている人がいます。
「たのしの森」のマーケットで2年前にお会いした、ひつじのめぐみさん。

ひつじのいろそのまんまの糸やワタが楽しくて
いくつか連れて帰ってきました。

大切にとっといたそれ、
次の夜の図工にて、いい機会ですから、みなさんとシェアしたく

ひつじいろ・茶の上

とりあえず、ちょっと作ってみました(^0^)。


ひつじいろ・3色

サフォークとか、スカンジナビアとかの、いろんないろの羊毛たち。


ひつじいろ・ちくちく

ちくちく、のせます。


ひつじいろ・白の上

ゴジュウカラとかコガラとかの、このへんの野鳥にいそうな色になりました(^^)。

羊は、寒くて乾燥した土地が好きだということで
まさにこのへん、八ヶ岳周辺は羊を飼うのにとてもよいのだそうです。


今日なんかすっごく寒いし、カサカサに乾いてるけど。
羊さんたち、ハッピーなんだろうなあ。


ひつじいろ・ばけつ

ワークショップのしたく、着々。
こちら、モンゴルから連れ帰った木桶のロープも、羊毛です。
ひつじの色、そのまんま(^^)。

出張図工屋・しごとはじめm(_ _)m

小さいひとから、おとなまで。
手仕事の至福、モノづくりのぎゅっとした時間を
みなさんと分かち合う「図工のじかん」。

今年はコレからスタートです(^0^)/


「ちくちくフェルトでつくる * 春色の小鳥」

羊毛ふらいや


羊の毛はふしぎです。

針一本で自由自在に、粘土みたいに形がつくれます。

はじめてそれを知った日に
ちくちくいつまでもフェルトにかまって、
ちいさな器をつくったりして、
作り終わってもまだ何かやりたくて。

いつかこのおもしろさを、
みなさんとシェアしたいなあと思いながら
ずいぶん長いことあたためてしまいました。



IMG_4089.jpg

図工屋のおしごとは
手仕事の豊かさおもしろさを、ご紹介すること。

滑走路までお連れすること。
扉の前まで、ご案内すること。

滑走路の先の大空の景色、
扉の向こうのまだ見ぬ世界は
ひとりひとりみなさんが見つけて味わうものだから。


先人の知恵、おもしろいこといろいろ、
今年もみなさんとワイワイ分かち合いたいと

出張図工屋、八ヶ岳南麓での活動、
今年もじわっと活動していきますm(_ _)m


wool・小鳥

宿題みたいにずっとあたためてきた、ウールの手しごと。

wool・モンゴルjpg

羊がいたから花開いた文化、民族、ヒトの歴史。

貴重な八ヶ岳産のウールも、羊の色そのままのすてきなウールも
少しですがお持ちします。


よき隣人である羊さんへのリスペクトを
みなさんとあっためる夜にしたい、なあ(^0^)。





万年青(おもと)の真っ赤な実

万年青(おもと)という植物はたしか
実家にも祖母の家にも植えてあって
縁起物だ、ということだけは
知っていました。


ほんとに縁起物だと思うようになったのは、
八ヶ岳に来てから

ふゆいろ1

冬の、焚き付け拾いのときに

ふゆいろ2

なにもかも枯れ草色の
こういうとこに

ふゆいろ3

つやっとまぶしい緑のものがあると
うわあと感激するのです。

つやつや緑が目にうれしくて
なるほどこれは縁起物、と思います。


その万年青が今年、
なんと
はじめて

1231オモト

実をつけました。

落ち葉の下で、こっそりきらきらしてました・・・!!

なんてまぶしい赤。
縁起物、縁起物(^0^)!

薬酒はじめました

必要なものは足元にある、と
そのように繰り返し伝えてくれる友人たちが
この地には何人もいて。

カキドオシ。
ヨモギ。
スイカズラ。
クマザサ。
ヤマブキ。
スギナ。
などなど

そのうれしいメッセージを受けて
春からちょこちょこと草を摘み、乾かして瓶にあつめ、
あっというまにスゴイ数になったので
棚までこしらえまして(^^)v

薬酒・棚


さらには年末、こうした草花を
「薬酒にする」
という新しい楽しみを教わりました。


上棟式で捧げた一升瓶の日本酒がちょうど
縁起物すぎて飲めずにいたので(^^;)
ここぞとばかりに使います。



薬酒・ハーブたち

とはいえそんなに、薬効とか詳しくないから。
お茶にしていい子たちなら、どう組み合わせても安全だよね、というわけで。
入れてみたいもの、ぎゅうぎゅうと入れてみます。
摘んで集めたかわいい子たち。
ヤマブキ、ノイバラ、あれも、これも。


薬酒・1

お酒を入れて、蓋をして〜♪
日本酒のほかに、赤酒もつかってみました。



薬酒・2

一晩でもうすでに変化がはじまっています。
色、でてきましたねえ。



薬酒・拡大1

お酒に泳ぐ草花たちの
うつくしいこと、うつくしいこと。


薬酒・拡大2

ぐるぐる揺すって、光に透かして、
ずっとかまってしまいます。


薬酒・キンセンカ

昨年すっごい流行ってたハーバリウムってやつが
私はどうも苦手だったんだけど。

これならいいなあ。

摘んで乾かしても、それでも彼らの命の時間はまだ続いている気がして。
これなら、なんというか、命の時計の続きを見せていただいている気がします。




お味はどうなるか、さっぱりわかりませんが。


完成を待つ間、いつか口にするその日まで、
日々変化する草花たちの姿を楽しみます。
うっとり(^^)。










プロフィール

たわらゆうこ

Author:たわらゆうこ
俵裕子(たわらゆうこ)

出張図工屋、ときどき絵描き。
さまざまな「手のこと」をみなさんとシェアしながら
暮らすこと、生きることの知恵を
取り戻す活動をしています。

過去の絵本作品は↓
●『ペタさんはスタンプがすき』
(フレーベル館・キンダーメルヘン11月号)
●『いろ』(フレーベル館・しぜん2月号)など。



18年続けてきたおさひめ幼稚園の造形教室・Art&Craftは
2014年の師走をゴールとし
無事完走させていただきました。

現在は
◯オルタナティブスクール「まあるいがっこう」
◯夜の図工@豆の花
の2カ所で定期的に
出張図工屋をしています。

その他、「てがきや・ぐるぐるへび」
または、「たきびや・ぐるぐるへび」と称して
イベント出店しています。


このブログではこどもたちとのすてきな出来事、作品、
その他日常のあれこれなどを
徒然に紹介していきたいと思います。

☆ツイッターはじめました☆
yuko521


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