まあるい時間

長い間、うっすらと願っていながらも。
もうどこか諦めていたくらいの「いつかそのうちね」な感じが、
いきなり目の前に、まるであたりまえみたいに実現していた、
なんてことが

今年はいくつも、ありました。

とくにとくに
大声で空に向かって
誰かに報告したくなるくらい嬉しかったのが

まるゆき9

まあるい学校での、時間。

まるゆき3

20年近く、子どもの仕事をいただけた、その時間の中で。

たくさんたくさん、
なんどもなんども。

不思議なガマン大会に、
大人の作った妙なガマン大会に、
子どものみなさんにも
「ご理解ご協力いただく」という理不尽を
押し付けてきてしまったということを
自覚しています。

自覚しながら、自分ひとりでは止められない流れなのだからと
半ばもうあきらめて、考えないようにさえしていたと。
自覚しています。

申し訳なかったなあと思うです。
こどもたちにも。
じぶんにも。


まるゆき7

移住して2度目の春。
なぜか急に参加したくなったヨガのワークショップ中、
森の中でゆっくり深呼吸などしていて、
突如、そのことをハッキリ自覚しました。
見ないようにしてきたことだったので。
ぼろぼろ泣けました。森の中で泣けました。

まるゆき4

ひと月後、長く大切にしてきた八王子の教室を
閉じる事を決めました。
大きな決断に至る為の、いくつもの理由の中の、
ひとつがこれでした。

まるゆき2

作らなくていい原発、
作らなくていい道路やトンネル、
それらをゴリ押しして地元民を苦しめる
お役人とおんなじことを
しているなあと思いました。

まるゆき8

誰にも何かを押し付けない。
縛らない。
上からものを言わない。
それで集団が成り立つのかって

成り立つんだなあ、これが。
ふつーに。
実に風通しよく。
誰もが「いいこ」で「わるいこ」で
おとなもこどももそれは同じで。
今日はひどい奴、明日はイイ奴、そのゆらぎすらもあたりまえ。

まるゆき0

むかし、八王子のフリースクールで
9年ほどお手伝いさせていただいた頃。
既存の学校、集団生活の場がどうも「へんだ」ということで
新しい場をつくろうと、手探りで、見切り発車で、
関係者の皆が、もがくように前に進んでいたあの頃。

こういう感じ、こういうのを、みんな確かに、願ってましたよね。
でもどうしてか、ガマン大会に慣れすぎてて、
もはやイメージすらできなかった。

それが、ここにきて。
あたりまえのことが
あたりまえに
ただただ、実現しているですよ。

もう歯あ食いしばって自分に言い聞かせるとか、
繰り返し確認し合うとか、全然要らないやつですよ。


願いは叶う。
ていうか
自分のせまーいイメージを飛び越え、
まさかのギフトがやってくる。

すごいや。
こんな日がくるなんて。
すごいや。


てなことが

いっぱいいっぱい、
受け取りきれないくらいいっぱい
やってきてくれた
そんな2016年でした。


言葉にまとめる時間も惜しい程
毎日がめまぐるしく
ブログの更新、わりとスカスカでしたけど。

書きとめそびれたことは、忘れてしまうのかもしれないけど。

満ちて満ちて、思ってたのよりずっと大きくひろがっていた
まあるい幸せの時間が、いっぱいでした。

ありがとうの2016年です。

みなさま、ありがとうございました。






スポンサーサイト

筆ができた

週末、白州べるがのガラスドームで。

はじめての試み、筆をつくるワークショップ、やりました。

ふゆごも・ふでできた

できましたよ(^0^)。

ちゃんと、筆ですよ。
思ってたよりずっと、筆なのですよ。

竹の筆・はじめる

これは「はこび」という版画の刷り師さんの伝統的な道具でして
版木に絵の具を運ぶためのもの。
そのように教わって、そしたらもうそこで思考停止して、
20年来、「筆」とは思っていませんでした。

ところがね

竹の筆・てんてんてん

案外、筆ですよ。
もっともっと、素朴なやつかと思ってたけど。

竹の筆・いろまぜ

筆先に意識を集中させて。
よくよく見つめて。
そしたら

はこびで・かけた

細い線、太い線、点でも、面でも。

竹の筆・青

描けるじゃないかあ。
これ、筆じゃないかあ。


ほんの少しの竹の皮でできますから。
竹林なんて近所にないよ、という人手も。
お土産でもらったちまきの皮、とかでいいから(^^)。


竹の筆・こどもたち

特別な道具も薬品もいらない。
トントコトントコ叩くだけ。

竹の筆・とうひょうじょ

あ、でも、竹のカス飛びますからね、
投票所みたいに個別にハコ入りがおすすめです(^^)。

竹の筆・ふたりで

土曜の最初の、余裕あるときの写真しか無いんですけど

竹の筆・かんせいひん

おとなからこどもまで幅広くご参加いただいて
いっしょに「竹皮すごーい」を体感していただいて
ああ
やりたいことやらせていただいたなあと
おもいました(^0^)

もうね、筆だってできちゃうんだ。わたしたち。
えへん(^^)。





お庭で図工@エンガワカフェ


このあいだの、土曜日は

ずこうそと・やぎ

いいお天気でしたねえ。
あっついくらいの陽気でしたねえ。

ずこうそと・やぎ2

エンガワカフェの図工のじかんは
この日、お庭でやることにしまして

ずこうそと・かいてます

気持ちの良い風の吹き抜ける中、
絵の具で絵を描きました。

ずこうそと・かいてるかいてる

タイのチェンマイの手漉き紙、サー・ペーパーに描く、絵の時間。

ずこうそと・あね

毎週のペースでやってた教室でも
月に一度はこの紙で描く時間を設けていました。

ずこうそと・よんじょ

この紙、ワイルドなんですが、優しい雰囲気で。
水を含むととてもよく吸い込み、広がります。

ずこうそと・ふう

半分は、紙の呼吸に任せる感じの。
なりゆきやご縁をたのしむ度量が育てられる紙、のような気がして。

ずこうそと・ままと

幼い子の描きかけのとこへ、母が加筆するなんてのも
とてもすてき(^^)。



20代のころは、ただこうやって「絵の時間」をするのが
とても苦手でした。
「小枝の迷路」とか「うちわづくり」とかの
ちゃんとなにか完成する感じの授業じゃないと
落ち着かなかったです。
画用紙だけ持ってくの、怖かったです。

私が「怖い」と思っていると
参加する人もそうなるらしく
迷う、手が止まる、描けない、完成しない、
・・・そういうケースが、怖れていたとおりに
何人か出て来てしまって、
さて
どうやって安心して筆を進めてもらうのか
どう言葉をかけたらリラックスできるのか
そんなことを試行錯誤しているうちに

私自身の「描く事への怖れ」が徐々に癒され
今ではなんと
人前でも何も考えずに描き始め、筆を進めることが
できるまでになりました。

それはつまり、ふつうに子どもがいつもやってることなんですが(^^;)。
ようやくそこまで、気負いやてらいを手放して、ふつうを取り戻せたわけで

そうなるとなんだかもう安心で
ただ「絵の時間」をやりたくてやりたくて
そして
参加者さんの絵が見たくて見たくて(^^)
毎回ただただ楽しみです(^^)(^^)。

私はとても絵が好きです。
自分が描くのも大好きだし。
人が描くところを見るのも大好きです。


次はどこでできるかなあ。
ふわふわ手漉き紙の、絵の時間。





手仕事の布に描くのは

とっても気が引けましたけど
やっぱりどうしてもどうしても描きたくなってしまって


いただきもののアフリカの服に

あふぬの1

筆をおろしてしまった朝。


もしかして手仕事の布かもしれず、
そこにアクリル系の布絵の具で描くのって
とんでもない暴力というか乱暴狼藉というか(^^;)
そんな気がしたけれど、したけれど。

描いちゃったあ。

でもこれでやっと私の服になった気がする。

大事にするからゆるして。



さて本日はエンガワカフェのお庭でミニマーケットの予定ですが
あまりに強風でタープも飛ぶ勢いだったら
出店見合わせかもです。
どうかなあ。どうかなあ。

ほんとになった

オルタナティブスクール八ヶ岳まあるい学校にて

まるがく1

ペンと水の色遊びをしてきました。

まるがくふうけい

かつてご縁のあったフリースクールと、
オルタナティブスクールがどう違うのかは
ちゃんと調べもしないまま

まるがく2つぶ

とにかく行って
みなさんとご一緒して

まるがくてもと

あーほんとうにほんとうになったぞと
心の中でつぶやきまくっていました。

まるがく3

何がほんとうになったのかというと

まるがくそざい

10年以上も前にそのフリースクールでめざしていたもの
言葉にして実戦して日々挑戦していたものが

まるがく2

あのときはまだ「こういうのがいい」という願いを
はじめて表現している感じで。

今はもう
すっかり「そうなってる」感じ。

まるがく4

願いその① 既存の学校以外にも、こどもの居場所がたくさんあるといい。


まるがく5

もし学校が自分に合わなかった時。
心や体を壊すまでがんばらないで
ふつうにさくっと別の道をいくこと。

まるがくおとな

学校が好きでも、今日はこっち、というように
他に居場所がいくつもあること。

まるがくおとな4

願いその② 年齢性別かんけいナシ、居合わせた人はみんな仲間。

おとなも、や、や、やってみる?とかいう感じじゃなくて
「あ、わたしもー」ってふつうにはじまって
子どもと同じかそれ以上にのめりこむ(^^)。

まるがくかお

で、あと、「せんせい」じゃなくて名前で呼び合う。
そういうのを、あらかじめ説明したりしないでも
みんながあたりまえにそうする。

まるがくおとな2

願いその③ 支配しない。コントロールしない。

まるがくさんぽ

今どこにいて何をするか
全部自分で選んでいい。

まるがくじわじわ


口では「自由に決めていいよ」と言いながら実は
「こうこたえるべき」みたいな何かを暗に迫られている事、
自分が子どものときはそれを読み取って応えるのが
その場を円満にハッピーにするものだと
心得ていた気がします。

まるがくじわじわじわ

大人はそうやって子どもを導くもの。
それが大人の愛で、責任。
で、学校も家もそういう場所。
こどもは、導きに従うもの・・・

まるがくてもと


だけど、ちがった。
ほんとうに自分で選んでいい。
ていうかそうしていただかないと困ります、ぐらいの。
こころから全員がそう思っている場所。
あらためて口に出したり確認したりしなくても、そうなってる。


まるがくはな

そう、何度もかいちゃうけど、
あらかじめ「ここはこういう場所です」って説明が要らない、
あたりまえだから全然いらない。


唐突ですけど、学校で「流れるプール」ってやりましたよね。
プールの中でみんなが同じ方向にむかって歩くと
だんだん水の抵抗が無くなって、流されるだけでどんどん進む、
楽しい楽しい授業です。

時々せんせいがぴーっと笛を吹いて「反対まわり〜」っていうと
いきなり逆流に立ち向かうことになり
ぎゃーとか全然すすまないーとかやいやい言いながら
じりじり、一歩一歩、前進して
そのうち流れがおさまって、歩くのが楽になって
今度は逆の流れがうまれて、もっと楽になって・・・・


あれみたいだな、と思いました。

まるがくひと


平成もはじめのころ。
たちどまって、ふみとどまって、行きたい方向へ体をむけて。
えいえいと進んできた人たちがいて。


まるがくりゅう2

それが確実にひとつの流れになっている。
願いが本当になっている。

歯を食いしばったり、
自分にいいきかせたり、
何度もみんなで確認しあったりしなくても。

もうだいじょうぶなんだ。

すごいや。






プロフィール

たわらゆうこ

Author:たわらゆうこ
俵裕子(たわらゆうこ)は
造形教室講師、絵本制作、
造形案の提供など
子どもと美術に関する仕事を
いろいろしています。

最近の絵本作品は↓
●『ペタさんはスタンプがすき』
(フレーベル館・キンダーメルヘン11月号)
●『いろ』(フレーベル館・しぜん2月号)など。



18年続けてきたおさひめ幼稚園の造形教室・Art&Craftは
2014年の師走をゴールとし
無事完走させていただきました。

2015年4月より1年間限定で
小淵沢駅からすぐの小さなお部屋にて
毎週金曜「こどもアート・ぐるぐるへび」を開講します。

その他、出前アート教室をあちこちで開催中。


このブログではこどもたちとのすてきな出来事、作品、
その他日常のあれこれなどを
徒然に紹介していきたいと思います。

☆ツイッターはじめました☆
yuko521


最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR