ひらべーしから来た藍の色

山梨の平林(ひらべーし)という小さな里山にて
衣服を製作されている
おかげ染め 藏屋さんから

お願いしていた絹糸の藍染めができあがった、とのことで
小包が届きまして

あけてびっくり(°0°)

くらや・糸

わかっていたけど
知ってたけど
それにしても!


こってり濃厚
力強い色に染め上がっておりました。



昨年5月のパウワウマーケットにて藏屋さんに出会い
この、こってりな色たちに感動しまして

今年ふたたび、大下さんから託された絹糸をもってパウワウに出向き
染めを依頼させていただきました。

大下さんからの、絹糸に。
藏屋さんの、藍の色。
これをタテ糸に、ヨコは何にしようかなあ。
やっぱりおばあちゃんちの大麻かなあ。
…とか考えるだけでもう、おなかいっぱい幸せです。


くらや・3つの色


くらべてみませう。

上2つが、私が薪火でコトコト煮出した
桃の木の黄色(右)と
そこにちょこっとベンガラ土入れて桃色にしたやつ(左)

で、下のが藏屋さんの藍です。
「藍」の草の成分で、重みも増してるんじゃないかと
感じられるほどに、濃い!



くらやさん・織り途中

私の糸たちの、幽かな色。
これはこれで、堪能するとして。

はい、ここでもういちど、藏屋さんの藍。




くらや・糸

濃厚ですねえ。
藍、入ってますねえ。
これはなにかに効きそうですねえ(^^)。



藏屋さんの染め仕事、布仕事は
はっきりと「草木のエネルギー」を意識されていて
身につける人が肌からそれらを受け取り、癒し、身を護ることを
願っておられます。

アースバッグハウスのtuneさん、
”土から生まれ土に還る”の意の店名、チプカとクプチカさん、
などなど

草木の力を肌から受け取れる服を
作っている人たちに出会えて
以来、じわじわとワードローブが
そういうものに置き換わって行っています。

昔の布の心地よさに惹かれ、秋冬はキモノばかりになったのも、そういう流れからでして。
心地よいので、つい。
ひとにもすすめたくて、つい。




明日から開催される
八ヶ岳クラフト市
藏屋さん、平林からはるばると、お越しになるそうですので(^0^)

”染めに使うお水は、樹齢1200年を越える大杉が鎮座する氷室神社の脇から流れる
標高1000mの湧き水を使用。
何度も染め重ね、ひとつひとつ手作業で丁寧に
草木の”いのち”を染めさせて頂いています”

(…………ショップカードより、藏屋さんのメッセージ抜粋)


このパワフルな植物の色に触れてみたい方、ぜひどうぞ。
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アカソから糸をつくる試み

昨日の麻績みの記事に続きまして、またまた糸の話。

大麻は育てるのに免許が要りますゆえ、
自給を試みるにはまず、
苧麻などほかの草木で、糸を採ってみたい(^0^)!

・・・と思っていたところ、先日の
波多野ゆふさんの自然観察会にて
アカソの現物にお会いできました。

アカソ・本体

一度じかに見て触れる機会が、あるとないとじゃ大違い。
図鑑やネットの画像越しではイマイチ確信もてなかったアカソの判別、
その日以来「あっちにも」「こっちにも」と近隣で目につくようになりまして

アカソ・皮むき中

採ってみました。

採ったあとどうするかを指南してくれるリアルな先輩が近くにいないので
とにかく検索しまくって、こんな感じかしらと処理中です。

アカソ・くき

ただ乾かして、あとで石に木槌で打ち付けるという記事があったり

アカソ・皮

皮を向いてすぐ水に浸け、乾かすという記事もあり


さー、つかえるのはどっちでしょうねえ(^^)。
糸になるかなあ。
なるといいなあ。



こういうとき、
ネットもありがたいのですけど
でもでも
何度も書いてしまうけど、何かの断片でも、
一度じかに見て触れる機会が、あるとないとじゃ大違い
なのでして

じつは昨年、池田暢子さんにカゴ編みを教わったとき、アカソを縫い糸として使わせていただきまして

アカソ・からむし
こんな状態のものでした。(画像は苧麻)
刈り取って干しただけ、と仰ってたけど
茎があんなにゴツイとはしらなかったので(^^;)
干しただけ、っていうのはきっと、

アカソ・皮

こうやって皮むいてからの、ことなんだろうなああ。


念のため、頭としっぽも判別できるようにそろえたのは

ひとつかみの

大麻みたいにこうやって、
裂いて績むこともできるかもしれない、かなあ
などと期待して(^^)。
できるかなあ、できたらいいなあ。


前述の池田暢子さんに、わざわざこの春送っていただいた
苧麻の苗は
アカソ・からむし苗
どうやら今年は、根をはることで精一杯の様子です。
まだたったの30㌢ほど。
ほんとは1mとかになるらしいから、
今年はゆっくり、見守ります。

アカソ・わた
「わわわのわ」で頂いた綿の種は
発芽からひと月以上、どうにか無事に育成中。
まだ10㌢に届かないけれど、
綿の実、つくかな。つくといいなあ。



畑で育てる「衣」の素材。
手探りも手探り、すべてが新鮮で楽しい、
初挑戦の夏、進行中。


追記↓先日突如あらわれたイチゴを増やすべく
アカソ・いちご
伸びて来たランナーをポットにキャッチ!しています。
空からもらったイチゴの苗、きっと増やす(^0^)!





精麻いっぽん

いやもう今日は誰が何と言おうと
糸のこと、やるんだってばー

てな勢いで

ふたたび
麻績み中。

ひとつかみの

いただきものの、栃木産の精麻いっぽん。
ひとすじ、って言うべきでしょか。
紙テープみたいな、2〜3㌢幅で2m程度の、アレ。アレがですよ。

裂くとなんだかめっちゃ増量、ふっさふさですよ。
たった一本がこんなになるんだってこと、
あらためておどろいています(°0°)。
績んで績んで、麻桶にぐるぐる。
まだまだいける、どんどん長くなる・・・



今年はずっと、祖母の家から出て来た
古い麻を績んでいたので。
現代モノの白さ、柔らかさ、すいーーっと裂けて切れにくい様、
ちょっと感激です。

左が、現代の麻。
右が、70年前の麻。

ひとつかみの3

古い麻は切れやすく、どうしても太めに績むことになって、ワイルドにゴリゴリです。
古いからなのか、あるいは、「粗品」との熨斗どおりに、そういう用途のものなのかも。
母の言ってた「下駄の鼻緒にする」用なのかも。


ひとつかみの2

ゴリゴリ太めのワイルドなやつも、機にかけると意外におとなしく。
こちら、夏の帯になる予定です。
涼しい帯に、なりますように〜。


探す、作る、もたらされる

織りをはじめて、道具をひとつひとつ
揃える過程で

整経台とウシ

つくってしまえー、なものが
いろいろ、ありました。

たとえばこちらの整経台、
懐かしの古キャンバスです。
軽くて丈夫、歪みなし!


とろきぬ・シャトル

古道具にもお世話になっていますが

絹の色・糸巻きたち

消耗品はやはり作るしかない。
竹の小枝に和紙の張り子、とか
ライ麦ストローのちょうどいいとこ、とか。

とろきぬ・撚るために1

使い終わった版木と割り箸で、こんなものも。


しずりのきもち・布

織りたいな、と決めて、探して。
作れるものは、なんとか作って。

思いがけないところで必要なものが見つかったり、
あるいは必要なものを買うだけの、費用が急に捻出できたり。

「どうぞどうぞ、織りなさい」
「やりたいのなら、ぜひやりなさい」と
何かに応援されてるような。

場所も
時間も
費用も
ご縁も。

ありがたくもこの、
織り機めがけて集まって来る、
そんな氣がしています。

さー、5度目の整経だ。

整経台とウシ

今までの倍以上の、4m超えだー。

出てこい、糸の色

ようやく撚った絹糸がまだ細すぎて、
せっかくの色が見えにくい件。

やっぱり色は見えてほしいナリ。

こうなったらもう

絹の色・糸巻きたち

もっと何本も、まとめてしまえと

絹の色・まとめて撚る

またもやチャルカで、ブンブン廻します。

絹の色・撚りより中

ベンガラの桃色糸もね、
2本、4本・・・何度もブンブン。

絹の色・つむのさき

これでどうよ。これならどうよ。

絹の色・糸の太さ

この太さなら、どうなのよーーーーー、と

いそいそ、機にかけてみましたところ






絹の色・織り途中1

おお


絹の色・織り途中

ちょっと、見えてきたかな。
色、感じられるかな。



こんだけ併せて、ようやくなのかあ・・・
絹糸って、ほんっっとに、ほそいのね。

そんな学びの、今ココです。




そういえばこのチャルカに出会ったのがちょうど、
昨年の今頃で。

松本糸の会のみなさんのイチオシの、
「綿と羊毛はできるけど、麻はどうかなあ。でもコレいいよ!」という
あさひ農穣さんのお手製チャルカ。


麻はもちろん、絹にもまさかの大活躍。出会えて、よかったm(_ _)m!








プロフィール

たわらゆうこ

Author:たわらゆうこ
俵裕子(たわらゆうこ)は
造形教室講師、絵本制作、
造形案の提供など
子どもと美術に関する仕事を
いろいろしています。

過去の絵本作品は↓
●『ペタさんはスタンプがすき』
(フレーベル館・キンダーメルヘン11月号)
●『いろ』(フレーベル館・しぜん2月号)など。



18年続けてきたおさひめ幼稚園の造形教室・Art&Craftは
2014年の師走をゴールとし
無事完走させていただきました。

現在は
◯オルタナティブスクール「まあるいがっこう」
◯夜の図工@豆の花
◯小学生のための遊びの寺子屋「どんぐりと山猫」
の3カ所で定期的に
出張図工屋をしています。

その他、「てがきや・ぐるぐるへび」
または、「たきびや・ぐるぐるへび」と称して
イベント出店しています。


このブログではこどもたちとのすてきな出来事、作品、
その他日常のあれこれなどを
徒然に紹介していきたいと思います。

☆ツイッターはじめました☆
yuko521


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