小さなクジラの形の農具

清里でめずらしいものに出会いました。

油そばがめちゃめちゃおいしい”わらぴよ食堂”さんにて。
箸立ての横にこんなものが。
くじらのような
・・・クジラの箸置き?
でも、ちょうど箸の置けそうな場所が、
なんだか刃物っぽい?

コレなんですかと訊いてみたら、
”ベトナムの少数民族の農具なんですよ、
何につかうかわかりますか?”
とのこと、
夫と2人で考えました。

手のひらにしっくり収まるミニサイズ。
そんなに大きなものは苅れないよねえ。
何かの収穫に使うのかな。
綿花かな、豆類かな。

正解は



お米を収穫する道具、だそうです!


栽培しているのは古代米で、
大人の目線ぐらいに穂があるので、
それをこの小さな刃物でサクサクと収穫するんだそうです。







実は今、機械を使わないお米作りを教わっています。
このブログでも何度か紹介した彦星ファームの大河原ご夫妻が先生です。
たんぼがっこう1
未経験から手探りでスタートしたいきさつがスゴイです。
大河原さんが米・麦生産者になった理由
そして”よい物は損得無しに広めたい”というお考えで、
自然農に興味のある私たちに
どうぞどうぞ、教えるから来て!と
声をかけてくださいました。


クワ1本で畦を整えるのは、重労働。
あぜたて1
これはわが夫の初・畦しごと写真。
雪かきで発揮された才能がここでも!めちゃうまい、そしてはやい!!
だけど私はもう、この半分くらいでヘロヘロのグダグダでした。
今はほとんどやる人がいない、というのも
心からうなずけます。
あぜいた1
たいていの田んぼは今、畦板という名のコンクリの板が入ってて、
でもそれがずれてまた何かはさんで・・・なんてことになってます。

絶滅寸前の畦ぬり。
でもやるとすっごい美しくて、目立つんです
ご近所さんの目をひいていて、田んぼの先輩方が時々
”畦ぬりしたかあ・・・みんなむかしはそうやってたんだよ・・・”って、
しみじみ一言漏らしながら見て行ったりするそうです。

なにより終わったあとの幸福感がすごい。
あぜたて2
こうやって記念撮影してはしゃいでしまうほど、うれしい。
ぐるっと一周すてきな畦ができてるんですが、見えますかね〜〜。美しいんですけどね〜〜〜。
大変だけど、幸せ!



自給の分だけなら、何百万もする機械なんてなくていい、と。

そんなことを学んでいるところだったので、

くじらのような

この小さな、クジラみたいな可愛い刃物が、
収穫の大事な道具と知って、感激しました。

なんて身軽なんでしょう。
同じお米の民族として、
この刃物の作り手さん、リスペクト!

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プロフィール

たわらゆうこ

Author:たわらゆうこ
俵裕子(たわらゆうこ)

出張図工屋、ときどき絵描き。
さまざまな「手のこと」をみなさんとシェアしながら
暮らすこと、生きることの知恵を
取り戻す活動をしています。

過去の絵本作品は↓
●『ペタさんはスタンプがすき』
(フレーベル館・キンダーメルヘン11月号)
●『いろ』(フレーベル館・しぜん2月号)など。



18年続けてきたおさひめ幼稚園の造形教室・Art&Craftは
2014年の師走をゴールとし
無事完走させていただきました。

現在は
◯オルタナティブスクール「まあるいがっこう」
◯夜の図工@豆の花
の2カ所で定期的に
出張図工屋をしています。

その他、「てがきや・ぐるぐるへび」
または、「たきびや・ぐるぐるへび」と称して
イベント出店しています。


このブログではこどもたちとのすてきな出来事、作品、
その他日常のあれこれなどを
徒然に紹介していきたいと思います。

☆ツイッターはじめました☆
yuko521


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