竹皮でつくる筆

竹の皮で、筆ができます。

竹の筆・青

素朴ながら、こんな線や点が描けます。




身近な植物で作れるもの、草木の恵みを生かす技。
このところ、そういうものに強く惹かれます。

竹の筆・66
春からはじめた麻績み(おうみ)、
績みためた糸が、今ようやく66gナリ。
麻の繊維をつないでいると、たまに

竹の筆・繊維
ざりっという感触の、固い部分に出会うのですが
これ見て思い出したのですよ。

あ、竹皮のアレと同じやつだなあ、って。

竹の筆・麻掻きのように
麻の糸仕事の前段階に「麻掻き(おかき)」というのがあるのですが
本や映像で見る限り、こんな感じの仕事、らしい。
水によく浸しておいた麻から、甘皮を削ぎ落すのです。

竹皮の筆づくりでも、ちいーーーさく、それをしてみました。
粘土ベラで充分なミニサイズ。
らくちん、らくちん。
ごしごし、ごしごし。


竹の筆・たたく1

それを枝に糸でぎゅっとくくりつけ。
濡れてるうちに、木槌でやさしく叩きます。
とんとこ、とんとこ、ほどほどな力加減で。

竹の筆・たたく2

すると、いらない部分がはがれていきます。
とんとこ、とんとこ、30分もがんばれば

竹の筆・完成間近

だいぶできてきましたよ。
もうすこしで完成です(^^)。


実はこれ、
浮世絵など伝統的な版画の刷り師さんが使う
「はこび」と呼ばれる道具です。

竹の筆・3本

絵の具をよく含み、
版木へ色を運ぶ役目をするものです。

竹の筆・はじめる

なるほど、よく含みます。

竹の筆・さるさる

描けます、描けます。
素朴ながら、快調です。

竹の筆・千鳥

身近な草木でできるもの、
数ヶ月やそこらでぱっと育ったものが

◯乾かしておけばいつまでも保存できて(ちなみにこの竹皮、学生時代からのストックです)

◯水に浸すだけで加工可能。(水なんてどこにでもあるし!)

◯できあがった物は、数ヶ月どころか数年、数十年使えてしまう。



がまかばん

先日おそわったガマの籠もそうでした。
稲ワラ、麦ワラも同じように、いろいろ使えます。
試してみたい、やってみたいことが
膨大にひろがってしまって
もうぼんやりするほどです。

草木の恵みが、豊かすぎて困る件!なのです!


この楽しさをシェアするにあたって、
私の得意分野からはまずコレ、
絵の道具、筆づくりから。

初のワークショップは
本と手しごと・冬ごもりマーケット
にて。

12月10&11日にべるがのガラスドームにて、行います(^^)。



素朴ながら、ちゃんとした筆ですよ。
挑戦してみたいかた、どうぞお越しくださいませ!

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プロフィール

たわらゆうこ

Author:たわらゆうこ
俵裕子(たわらゆうこ)は
造形教室講師、絵本制作、
造形案の提供など
子どもと美術に関する仕事を
いろいろしています。

過去の絵本作品は↓
●『ペタさんはスタンプがすき』
(フレーベル館・キンダーメルヘン11月号)
●『いろ』(フレーベル館・しぜん2月号)など。



18年続けてきたおさひめ幼稚園の造形教室・Art&Craftは
2014年の師走をゴールとし
無事完走させていただきました。

現在は
◯オルタナティブスクール「まあるいがっこう」
◯夜の図工@豆の花
◯小学生のための遊びの寺子屋「どんぐりと山猫」
の3カ所で定期的に
出張図工屋をしています。

その他、「てがきや・ぐるぐるへび」
または、「たきびや・ぐるぐるへび」と称して
イベント出店しています。


このブログではこどもたちとのすてきな出来事、作品、
その他日常のあれこれなどを
徒然に紹介していきたいと思います。

☆ツイッターはじめました☆
yuko521


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