タイの手漉き紙のはなし

アートではお馴染のタイ製ふわふわ手漉き紙。
タイ手漉き紙1

大学の卒業制作からお世話になっているこの紙、
画材屋さんでは売っていません。
見つけたら即100枚単位でまとめ買いしますが、
まだ2回しかその機会に恵まれていません。

最初の出会いは銀座のギャラリーでした。
エレベーターのドアが手動(!)という古ーいビルの中で発見。
こういうワイルドな紙をずっと探していたのですが、
学校で紹介された紙屋さんだと厚みのある手漉き紙はなんと1枚5000円とかしちゃうのです。
そんなの、怖くて使えません
これなら5000円で20枚以上買えちゃいます。
しかもこの味わい…

ここではずいぶん買いました。ギャラリーがなくなるまで、卒業後もかなり。

それから数年、在庫が100枚を切ろうとする頃。
今度はヤフオクで偶然発見!
100枚を即買い占めて、ひと安心。
授業で使うにはしばらく困らないでしょう

それにしてもこの紙、たいてい雑貨扱いなのです。
紙を探すぞ、と思って動くと見つかりません。
たしかに画用紙などに比べれば、ひっかかりも多いし
厚みはまちまち、時には草みたいなものも入ってます。
そこがいいんだけど。描画用としてもすてきなのに。

そう思っていたら、またこんな出会いがありました。
ガジュマルの木の下で―26人の子どもとミワ母さん (岩波フォト絵本)ガジュマルの木の下で―26人の子どもとミワ母さん (岩波フォト絵本)
(2002/11)
名取 美和奥野 安彦

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生まれながらにHIV感染という試練を背負った子どもたちと、ミワ母さんと、
他にもたくさんのポー(お父さん)&メー(お母さん)からなる大家族、バーンロムサイ。
この紙のふるさと、タイのチェンマイにあります。
ここでは絵の時間にこの紙を使っているとのことで、
年に一度、その作品展も日本でひらかれています。

私はついついにじみの楽しさを強調して子どもたちに紹介しちゃうのですが
ここではもっと普通に使っていました。
おおらかでほっこりあたたかく、とてもよかった。
こういう使い方もあったのね、と勉強になりました。

そしてここでは、子どもたちの絵の断片を再利用したノートを
ネットで売っています。
タイ手漉き紙・ノート
私は汚れ防止にブックカバーシートを貼りました。
まさに世界に1つだけのノート!

タイ手漉き紙・ノートの中
で、中身はもちろんあの紙です。
日々のドローイングに愛用しています。
下のページに沁みこんじゃうので、下敷きは欠かせませんが(笑)。

これでこの紙との出会いは3回目。
自分用にちょっと描きたい時の分は、ここで確保されました。ほっ。

バーンロムサイネットショップ
こちらの「チャリティー」というカテゴリーから。1冊1050円です。

(ここの写真日記も素敵です。子どもとの関わり方について、ここでいろいろ学ばせてもらっています。
バーンロムサイホームページ)

さて、次回の授業はこの紙をつかって、美しいお魚を描こうと思います。
にじませなくてもいいんですけど、せっかくこんなに好天続きで
どんなに濡らしても速乾しそうですから
やっぱり霧吹きを持って行きます

絵具もお水もたっぷりと、紙に受け止めてもらいましょう!
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テーマ : art・芸術・美術
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

たわらゆうこ

Author:たわらゆうこ
俵裕子(たわらゆうこ)は
造形教室講師、絵本制作、
造形案の提供など
子どもと美術に関する仕事を
いろいろしています。

過去の絵本作品は↓
●『ペタさんはスタンプがすき』
(フレーベル館・キンダーメルヘン11月号)
●『いろ』(フレーベル館・しぜん2月号)など。



18年続けてきたおさひめ幼稚園の造形教室・Art&Craftは
2014年の師走をゴールとし
無事完走させていただきました。

現在は
◯オルタナティブスクール「まあるいがっこう」
◯夜の図工@豆の花
◯小学生のための遊びの寺子屋「どんぐりと山猫」
の3カ所で定期的に
出張図工屋をしています。

その他、「てがきや・ぐるぐるへび」
または、「たきびや・ぐるぐるへび」と称して
イベント出店しています。


このブログではこどもたちとのすてきな出来事、作品、
その他日常のあれこれなどを
徒然に紹介していきたいと思います。

☆ツイッターはじめました☆
yuko521


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