いじめる子、いじめない子

まどからとりをみる
時々おきることなんですが、教室で
1人の子対し他の子数名が
やたらにつっかかる、からむ、言葉でねちねちいじわるを言い続ける、といった
嫌な雰囲気になることがあります。

え、なんで今?というナゾのタイミングで、それは始まります。

いつもは子犬みたいにグルグル仲良く遊んでるくせに。
急に1人をターゲットにして、悪意をぶつけるのです。


子ども同士のことですから、介入無用なのかもしれませんが
教室の空気がマズくなるのは私が嫌なんだよと思うので
エスカレートする前に
間にどっかり座ったり
牽制したり
あまりに憎らしい言い方をしていたら
そっくりそのまま真似して返してやったり
(君いまこんな顔してんだけど、それってどーなの?という、忍法・鏡の術!)。

しかし、たとえ3名とかでも、足並み揃えていじめモードになってる彼らは
ナゾにしつこく、強気で、妙に開き直ってて。
今週もちょっとありました。
そんで、「正しいのは俺たちの方だぜ」と言わんばかりの態度。


ふむ。
ナゾすぎる。
時々みせる、この黒い側面はなんじゃ。

もともとはとても優しい子達で、
人に親切にするのが大好きで、
いたずら坊主だけど、正義感も強くて。
基本、まじめで。


で、気づいたんですが、こういう時わーっといじめる側につく子と、
けしてそっちにいかない子がいます。
いじめない子ばかりが、いつもターゲットになってます。
われらがメンバーの場合、ターゲットにどんな特徴があるか考えてみました
・・・
・・・
・・・
・・・語弊を恐れずに言えば・・・
ある種の人たちには「わがまま」だの「勝手」だの「いうこときかない」だのと
「まったくあいつは、もーーー」とか言われちゃうような、そういう子たち。

話したい時には、人の会話を割ってでも入ってくる、
思いついたら、誰もやってないことでも試してみる、
時間がきたってなんだって、今作りたいものはやめられない・・・といった、
この現代日本においてはややワイルド(!?)で、
コントロールしようとする側の人間にはイライラのもと。

同調圧力のキビシイ日本では
大人になるまでに淘汰されてしまうかもしれない
絶滅危惧種な彼らの有り様は、
もしかすると、いろんな「ねばならない」の我慢を
やむなく受け入れ、我慢している子ども達には、
何かの拍子に「おまえも我慢しろよ!」という
怒りを呼んでしまう何かが、あるのかもしれません。

直接何かされたわけじゃないから、真っ向から非難はできない。
だけど、つっかからずにはいられない。
あいつ、なんだかイヤだ。ふざけんな。気に喰わねえ。
・・・で、ひとりがつっかかってみたら、何人かついてきて、
ほらね、やっぱオマエ、言われて当然なんだよ。
せんせ、正しいのは俺たちだぜ。

てな具合。

かなあと。


ほんとのところはナゾです。
勝手な予測にすぎません。

本人達も説明できないんじゃないかと。

ただ、こういうことがおきるたび、彼らだって
せいせいするどころか
空気は重くなるし、
先生にはにらまれるし、
強がって自分の「正しさ」を主張してみせるも、
なんだか後味悪い。
・・・ていうことだけは、確かなんじゃないかと。



『是か非かで物事を語るな、その中にこたえは無いよ』


・・・・・松本大洋著・『花男』より




花男 (1) (Big spirits comics special)花男 (1) (Big spirits comics special)
(1998/10)
松本 大洋

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歴代の卒業生たちに勧めてきたこの本。

学年ダントツトップの成績を誇る秀才小学生と
30過ぎてもプロ野球選手になる夢を諦めずに追いかけている無職の父。
ずっと離れて暮らしていた二人が、急に一緒に生活することになり。
嫌悪感をぶつける息子vs好き放題に生きる父の、可笑しくも心温まる物語。

そろそろ今のメンバーにも紹介しようかな。



きっと来週はいつも通り
仲良く子犬モードで、遊びほうけて
あの子が先に帰っちゃったりしたら
「あいついないとつまんねーなー」とか言うに違いないのですが。


こんどまた似たようなことが起きたら。


ただしいか、ただしくないかの話じゃなくて。
今、それぞれが何を感じているかについて、話そう。



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Secre

たどりつきました

こんばんわ。モリヤです。お久しぶりです。
mixiのパスワード忘れて、ログインできなかったんだけど、どーにかこーにかたどり着けました。

今日ね、夜の7時から6年のにーちゃんの保護者会だったの。赤ちゃんの時、会いに来てくれたあの子。
終わったの9時半。イジメ問題で。2人も転校しちゃって、もう最悪。こんな最低のクラスで、卒業すんのかよ!!みたいな雰囲気で泣き出すお母さんもいて、憂鬱な気分で帰ってきたらふーちゃんのメールタイトル見て、なんてタイミング!思わず頑張ってログインしました。。。

そうやって、叱ってもらえる子供達は、幸せですよ!
お教室の子らは、いい先生に見てもらえて幸せ!
大変な時もあるみたいだけど、楽しそう。私も頑張りますよー。
では、また。ありがとう。

No title

わあああ、あの、透き通る桃色の鼻の子が、12歳でしか(°0°;)!
それだけでも大変な衝撃ですが・・・

クラスが大変なのですね。
そりゃ参るね。エスカレートした後、どうしたらいいのか、それはほんと、どうしたらいいんだろ。

子どもはワイルドゆえ、状況次第で正直に残酷にもなるし優しくもなり、
だけど、やっぱ「善なる自分」でいるほうが
本人もラクで幸せなんじゃないかと、今の時点では私は思うのです。
そこで、
エスカレートする前に「まて、その先は、君にとっても地獄ぢゃないんかい!」と
混ぜっ返すよう務めています。

ハッキリ「悪者」になる前に、止めてやりたい。
おせっかいかもしれんけど。

で、うちの教室の場合、「正しさ暴力」がその原因のように
私は推測してて、高校時代の自分と重なることもあり・・・
・・・部活をサボる人とかに怒るのって、
「自分も我慢してるんだから、あなたも我慢しなさいよ」的な
価値観の押しつけだったなと、激しく反省してるのですよ、今でも・・・
・・・そういうのって、ハッピーじゃないぜと
伝えたいんだよね、彼らに。

「空気読むのも、我慢するのも、ほどほどにして、自分を大事にね!」って、思う。
人間性を押さえ込むようなシバリが多すぎるから。
うちらが子どもの時より、ずーっと、多いと思う。ほんとに。
人間、無理はできないようになってる気がする。
押さえ込んだ何かは、どっかで噴出しちゃうと思う。


あ、ところで、このブログはミクシイをすでに飛び出してまして、
「こどもアート・ぐるぐるへび」でググればあっさり出ます。
私もミクシイのパスワード忘れたかも(汗)









プロフィール

たわらゆうこ

Author:たわらゆうこ
俵裕子(たわらゆうこ)

出張図工屋、ときどき絵描き。
さまざまな「手のこと」をみなさんとシェアしながら
暮らすこと、生きることの知恵を
取り戻す活動をしています。

過去の絵本作品は↓
●『ペタさんはスタンプがすき』
(フレーベル館・キンダーメルヘン11月号)
●『いろ』(フレーベル館・しぜん2月号)など。



18年続けてきたおさひめ幼稚園の造形教室・Art&Craftは
2014年の師走をゴールとし
無事完走させていただきました。

現在は
◯オルタナティブスクール「まあるいがっこう」
◯夜の図工@豆の花
の2カ所で定期的に
出張図工屋をしています。

その他、「てがきや・ぐるぐるへび」
または、「たきびや・ぐるぐるへび」と称して
イベント出店しています。


このブログではこどもたちとのすてきな出来事、作品、
その他日常のあれこれなどを
徒然に紹介していきたいと思います。

☆ツイッターはじめました☆
yuko521


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